保護ねこ施設 ニャンコおおす

私たちSWライフのもう一つの希望・夢~理想の地域未来

【地域猫における責任ある保護・譲渡・飼育の形】


平成31年4月24日、この文章を書いているまさに今この時期、春先から梅雨の時期まで猫の繁殖期で、街中で子猫を見かけるようになります。今日もあちらこちらで子猫が生まれています。もちろん私たちが住んでいる大分市の大州浜地域や、弊社各施設の周辺地域でも…

必然的に保護される猫が増えてしまい、保護活動する方や団体は忙しくなる時期であることが容易にわかります。そして個人や団体の“受け皿”は一杯になります。それでもまだ、保護せざるを得ない猫は後を絶ちません。

人間は、快適に生活できることを望んで住みやすい環境を整備し、便利な都市を作り続ける一方で、ネコにとっては随分「生きにくい」環境になったと思います。昔と違って交通量も増加し、外でネコを飼うことは極めて危険な状態に変わってきました。実際に車にはねられて死亡しているネコの数は、安楽死処分している数よりはるかに多いと聞きます。

ある本で「保護された猫に会える譲渡会を起点に保護猫と暮らす選択肢を拡めたい」という記事を見たときに、その言葉がずっと頭に残っており、それまでも出来る範囲で保護猫の活動をしていましたが、平成31年2月に弊社グループホーム敷地内に併設して『保護猫の飼育ハウス』を建設いたしました。弊社も小さな活動ではありますが、猫の保護活動の一翼を担うようになりました。

 そうした活動の中でたどり着いた理想の一つの考えが‘「障がい福祉」と「動物福祉」の融合’つまり、『障がい者と共に運営する譲渡型保護猫施設』です。保護猫を減らし、殺処分を無くすことが最終目標ですが、それには保護猫が存在する原因を洗い出し改善する努力が必要だと考えました。

「障がい者と共に運営する譲渡の場」は、猫を譲るのではなく、保護猫と出会え、触れ合えるというだけでなく、正しい飼い方など、『猫のことを伝える場所』でもあると考えます。

保護猫のことを知り、何か関わりを持とうと考えたり、実際に保護猫を迎えようと考えた方が足を運ぶ場をここ以外にも、もっと増やす必要があるとも考えています。

しかしながら、今はまだ譲渡まではおこなってはなく、保護をしているにとどまっているのが現状です。(掛かりつけの動物病院への受診→時期がくれば去勢・避妊手術→飼育)

理想だけではなく、白血病や猫エイズなどの病気の問題、それにかかる治療費やエサ代といった経済的な問題にも直面している現実もあります。しかし保護猫を捨てない・処分しない、『責任ある保護・譲渡・飼育の形』を創りたい。そして、譲渡会で猫との出会いを創出するだけではなく、猫の保護活動そのものを健全で持続可能な‘「障がい福祉」と「動物福祉」の融合’、つまり、この場所を起点として、障がい者やそのご家族、地域の高齢者を含めた地域住民、弊社に関わる医療関係者やスタッフ、私どもと同じような障がい者施設がコミュニケーションを取り合い、「障がいのない人が障がいのある人を特別視するのではなく、障がいのある人でも普通の生活を送れる環境を整えて、共に協力しながら生活していくことを目指す理念」であるノーマライゼーションを保護猫障がい者が主役となり実現できればと、大きな夢を抱いております。

地域住民同士でよく話し合うことから生まれるコミュニケーションは、保護猫の事ばかりではなく、防犯、防災、環境美化、障がい者福祉、高齢者福祉、児童教育等の地域の活性化、地域力の掘り起こしにつながっていくはずです。これは立派な町づくりへ発展していくことだと確信しています。

SWライフ パンフレットダウンロードはこちら
訪問看護ステーション めばえ パンフレットダウンロードはこちら
スタッフブログ サマンの木
スタッフブログ  サマン春日
保護ねこ施設 ニャンコおおす
さまぴよ